漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
風邪をひいてしまい、熱は出なかったのですが、空咳とのどの違和感がなかなか良くなりませんでした。
病院も3件まわり、市販の咳止めを試してみましたが、こじらせてしまい、かれこれ2カ月半になります。
夜も咳込んで睡眠不足で痩せてしまいました。
例年冬になると痔の漢方薬を飲んでいるのですが、今年もひどくならないうちに・・・と馴染みの漢方薬局へ寄ってみました。
ここのところ、職場での暖房が入り、自宅でもエアコンを使い、通勤時の電車の中も暖房がきいているので、空気の乾燥はかなりありました。
漢方の先生によると、電気カーペットや電気毛布などは体の潤いをなくしやすいので、使用しない方が良いと言われ、唖然・・・・
毎年、使用していました。
だから余計に空咳が治りにくかったのですね。
そこで、肺・呼吸器系を潤すお茶と漢方薬を飲み始め、香辛料やお酒も控えました。
マスクをつけたり、部屋の加湿をしたり、工夫もしました。
10日ほどで、痰が出る様になり、呼吸も楽になり始め、夜も眠れるようになりました。
これで、ようやく疲労がとれ始めたのか、その後10日ほどで、咳もほぼ落ち着きました。
のどの違和感は、毎日のうがいや漢方の継続服用で気にならなくなり、ホッとしています。
今年は、家事も多く自然界も乾燥していますよね。
そんな時は、人間の体も乾燥しがちです。
そのせいか今年は空咳の人が多く、しかもなかなか改善しにくいようです。
夏場、暑かったせいで、体内の潤いも消耗しきっているのかもしれませんね。
そんなこんなで、潤肺作用のあるものと清熱する漢方薬との併用で空咳が改善できたようです。
これから、風邪本番の季節なので、油断することなく、うがい・手洗い・板藍茶をこころがけましょう。
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